2011年02月22日

痒いところに

手が届かない…という感じがします。今の後見制度。

たしかに、後見制度を利用することで、訪問販売やら悪質リフォーム等の消費者問題を防ぐことも出来るかもしれませんし、金銭管理なんかも本人に代わって行うことができます。しかし、後見人が出来ない、若しくは「するべきでない」こともいろいろとあります。

例えば、後見人は医療行為の同意をすることが出来ません。なぜなら、本人の生命に係わってくるような判断は本人以外がするべきではないからです。
また、入院する際の保証人になることは出来ません。なぜなら、入院費用等の支払をめぐって本人と後見人とで利益相反となる可能性があるからです。

それでは一体、身寄りのない高齢者が入院や手術をする場合にはどうすればよいのでしょうか。現実問題として、そのようなケースは多々あります。本人が意識不明だった場合には、誰が医療行為の同意をするのでしょうか?

後見関係の業務は、本当に日々悩ましい問題が山積みです。こんなときはどうする?あんなときはどうする?と、答えの出ないようなことばかり…。
後見人だけでは解決出来ない問題も多く、周囲の方のご協力が必要不可欠です。ご親族や行政、ヘルパーさん等の力もお借りして、今後もどうにかこうにかやっていきたいと思っています。
皆さん、宜しくお願い致します。

posted by lands-kojima at 18:01| コラム