2010年10月07日

秋到来

爽やかなお天気の日が続いていますね。
最近、街を歩いているとあちこちから金木犀の香りがただよってきて、秋だなぁと思います。

しかし、爽やかではないニュースがありました。
昨日の新聞に載っていたのですが、高齢者の方から財産管理を任されていた弁護士が、毎月の財産管理につき不当に高額な報酬を受け取っており、その結果、なんと約9年でその高齢者の方の預貯金を使いきってしまったというのです。2年前に別の弁護士が成年後見人に選任され、財産管理の調査をした際にこの件が発覚したそうです。
ちなみに、使い込みをした弁護士は弁護士会から業務停止2年の懲戒処分を受けているとのことです。当然ですね…。

こういうニュースを聞くたびに、財産管理を他人に任せたいのに不安になってしまうという方が増えてしまうのではないかと心配になります。
しかし、法定後見(成年後見、保佐、補助)の制度では、本人の財産について目録を作成して裁判所へ提出しています。本人の財産状況や収支に関し毎年一度は裁判所へ報告しますので、言い換えますと、後見人等が本人の財産を無駄遣いしていないか等を裁判所が監督していることになるのです。また、後見人等に対する報酬は、自分で決めるのではなく、これも裁判所が判断して決定するので、上記の事件のように不当に高額な報酬を要求されることはありません。

後見制度に興味をお持ちの方は、ぜひお近くの弁護士や司法書士または区役所等の行政へご相談ください。
posted by lands-kojima at 09:46| コラム